Github Copilot Proプランを個人で契約しているアカウントが組織に追加された場合の契約および利用料金について

Github Copilot Proプランを個人で契約しているアカウントが組織に追加された場合の契約および利用料金について

Clock Icon2025.01.15

こんにちは!コンサルティング部のくろすけです!
入社に際して個人のGithubアカウントを社内のOrganizationに追加いただきました。
その際に、引き続きGithub Copilotを使用したく契約および利用料金がどのような扱いになるか調べてみました。

前提

想定読者

この記事は下記のような読者の方を想定しています。

  • 個人利用のGitHub Copilot Proから、Github Copilot BusinessもしくはGithub Copilot Enterpriseへの変更を検討中で契約および利用料金の扱いについて知りたい方

Github Copilotのプランについて

現在は下記4つのプランが提供されています。

  1. GitHub Copilot Free

    organization または Enterprise を通じて Copilot にアクセスできない個々の GitHub のお客様が利用できます。 この無料レベルでは、Copilot の一部の機能に制限付きでアクセスし、サブスクリプションなしで AI を利用したコーディング支援を体験できます。

  2. GitHub Copilot Pro

    organization または Enterprise を通じて Copilot にアクセスできない個々の GitHub のお客様が利用できます。 この有料レベルでは、高度な機能や無制限の使用量を含め、すべての Copilot 機能にアクセスできるため、包括的な AI コーディング エクスペリエンスを実現できます。

  3. GitHub Copilot Business

    GitHub Free プランまたは GitHub Team プランを持つ組織、または GitHub Enterprise Cloud の企業で使用できます。 Copilot Business は、Copilot を使用できるメンバーを含む Copilot ポリシー を組織や企業が制御できるようにします。

  4. GitHub Copilot Enterprise

    GitHub Enterprise Cloud の企業で利用可能です。 Copilot Business のすべての機能に加えて、Copilot Enterprise には、GitHub に対する追加の AI 機能が用意されています。 このサブスクリプション プランでは、Copilot Enterprise または Copilot Business を、Enterprise 内の各 Organization に割り当てることができます。

現時点(2025/01/14)での各プランの比較はこちら↓
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詳しくは下記にまとめられています。
https://docs.github.com/ja/copilot/about-github-copilot/subscription-plans-for-github-copilot

今回は上記2のプランから3or4のプランへの変更時の契約および利用料金の変化について調べてみました。

調べてみた

結論としては、下記のリンクにドンピシャの記述がありました。

GitHub Copilot Pro (移行元) 側

アクティブな GitHub Copilot Pro のサブスクリプションがあり、GitHub Copilot Business または GitHub Copilot Enterprise サブスクリプションの一部としてシートが割り当てられている場合、個人の GitHub Copilot サブスクリプションは自動的に取り消されます。 個人サブスクリプションの現在の請求期間の残りの部分に対しては、日割り計算での返金があります。 その後、Enterprise または Organization レベルで設定されたポリシーに従って、GitHub Copilot を引き続き使用できます。

https://docs.github.com/ja/billing/managing-billing-for-your-products/managing-billing-for-github-copilot/about-billing-for-github-copilot#個人として-github-copilot

GitHub Copilot Business および GitHub Copilot Enterprise (移行先) 側

支払いサイクルの途中で割り当てられたシートは、サイクルの残りの日数に基づいて日割り計算されます。

https://docs.github.com/ja/copilot/managing-copilot/managing-github-copilot-in-your-organization/managing-the-copilot-subscription-for-your-organization/about-billing-for-github-copilot-in-your-organization#組織における-copilot-の支払いサイクルについて

結果

まとめると、下記が今回のポイントかと思います。

  • 個人のGitHub Copilot Pro サブスクリプションは、GitHub Copilot Business または GitHub Copilot Enterprise サブスクリプションの一部としてシートが割り当てられると自動的に停止される
  • GitHub Copilot Pro の残日数分の料金は日割り計算で返金される
  • GitHub Copilot Business および GitHub Copilot Enterprise はサイクルの残日数に基づいた日割り計算で課金される

自分はGithub Copilot Pro を年間契約していたので、前払いしたサブスクリプション料金がどうなるのかが一番気がかりでした。
日割りで返金があるとのことなのでちょっと得した気分です。

あとがき

実は今回、本格的には初めてのブログ執筆となります。
入社一発目に気になったことを題材としてみました。
これからガシガシ記事書いていこうと思いますので、よろしくお願いします!

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